言葉の遅い子が増えています

 

原因は何なんでしょう?

 

いろいろな要因があるのですが、ここでは「食べ方」に注目してみたいと思います

 

 

 

1歳半を過ぎて幼児食へ完全に移行した後も

やわらかい・ぐにゃぐにゃした食事形態のママになっているお子さんも多くなってきました

 

 

そのまま2歳...

 

3歳を過ぎても、やわらかめのご飯、離乳食とほとんど変わらない

ふかしたお芋やカボチャ、くたくたに煮た野菜など

 

 

噛まなくても食べられるものしか食べていないお子さんも最近とても増えてるように感じます

 

 

やわらかい食べ物ばかり食べていると実は

 

モグモグ噛んでいるように見えても

 

実は《顎》はほとんど使われていません

 

 

前歯のあたりでくちゃくちゃしてごっくんと飲み込むことができるので

しっかり顎を使っていないのに

まるで「噛んで食べているように」見えるので

気づかれにくいのかもしれません

 

 

 

そうなると本来食事を通じて育つはずの

顎をはじめ顔周りの数十種類ともいわれる筋肉の運動ができず

 

その結果「話す」ための筋肉の育ちが遅れます

 

しっかり噛めていないお子さんのほとんどは
「噛み方」を知らず、
「顎の使い方」を知らないのです

 

 

ですので、まずは

 

食べているときに「使うべき体の部分」を意識させること

 

 

「ここを使う」という気づきが生まれるだけで
必ずお子さんの体の使い方は変化します

 

先日も1歳10ヶ月のお子さんの食事中に

ポイントとなる部位を指でチョンチョン触れて教えたところ

 

「あ!ここだ!」とびっくりした表情になり、

そのあとは食塊を奥歯の方に運んで噛む様子がみられました

 

 

小さなお子さんは本当に素晴らしい「自己学習能力」をもっています

 

 

自分で「あ!」と気づいたときに
とてもうれしそうにニコニコと笑顔で「やってみよう」と頑張ります

 

「ここだよ」
「ここを使うよ」

とだけ声をかけて、

使ってほしい筋肉に外側から優しく触れます

 

 

そして

お子さんの意識を「触れた部分」に向けさせます

 

 

2~3回触れたらいったん終わり

お子さんの噛む様子を観察しながら
少しでもお口の中の食塊を奥歯の方に持っていくことが出来たり
顎を使って噛んでいる様子が見られたら

「そうだよ、そこだよ」
「上手だね」と声をかけてあげる

 

 

そんな簡単なことで

今まで意識できずに使われていなかった《あご》が動き出します

 

 

大事なポイントは

①ニコニコのまあるい目で見守ること

②強く触れないこと

③すぐに改善させようと焦らないこと

 

 

実際1歳半~2歳までにこのやり方をベースに関われると
お子さんはすぐに食べ方をマスターしてくれます

 

 

ですが、残念ながら2歳半を過ぎていると
「自分にとって快適な食べ方」をすでにお子さんは習得した後なので、

このやり方だけでは

顎を使えるようになりにくく、

「お口ポカン」も改善できるようになるのは難しくなってきます

 

 

 

「ここを使う」という気づきが生まれるだけで
必ずお子さんの体の使い方は変化しますが、

 

それは早ければ早いほど苦労せずに習得することができるのです

 

 

 

でも、だからと言って

2歳・3歳・4歳・5歳でもあきらめないでください

 

 

噛む力を育てる方法はほかにもたくさんあります

他の方法と併用しつつ、実践を続ければ必ず効果はあります

 

 

 

お子さんに育ってほしい動きに関連したポイントに触れることで

 

気づく

噛める

言葉が増える

口が閉じる

感染症にかかりにくくなる

免疫力が上がる

集中力が上がる

 

 

 

噛む力を育てるタッチやマッサージが

 

結果、

顎の動きだけでなく、

言葉の育ちだけでなく、

 

 

落ち着きが無かったり

反対に

なかなか一つのものに執着して気持ちの切り替えが難しかったりするお子さんの

集中力を上げる効果があるなんて・・・・

 

 

不思議・・・

ですよね

 

 

 

 

でも、それも

 

子どもの体の感覚の秘密と育ちを知れば

 

なるほど!納得!です

 

 

しっかり「噛めるお口」に育つと

しっかり物事に落ち着いて取り組むお子さんの姿がきっと見られるようになりますよ