8月も残すところ僅かになりました。

保育園・幼稚園はすでに秋の運動会に向けて準備が始動しているようですね

 

 

幼稚園選びも本格化してきます

 

ご相談も増えてくる時期となりました

お子様の個性や特性に合わせた「園選び」に

頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか?

 

 

私も前職はナースとして保育園で0歳から子どもたちの健康管理と

保育補助をやっていました。

 

運動会の秋

 

 

お子さんたちの指導に苦心する先生方の姿や

お母さんたちの戸惑いも見てきました

 

 

さて、

保育園ナース歴通算5年の私が見てきた

3歳児・4歳児・5歳児の姿で

 

でんぐり返しをすると、どうしても横へコロンと横倒しになってしまう

というお子さんの姿は割とよくみられます

 

「手はパーだよ。足は閉じて…」という先生の指導以前に、

まず手はパーが出来ない…(>_<)

手のひら、手指をしっかり伸ばして開けない

 

指も手のひらも本人が意識しても、どうしても曲がってしまっています

 

これではマットに手を広げてつくことができません。

 

 

「稲留先生〜この子、どうしてもできないです。何か原因があるんでしょうか…」

と担任の先生方から質問され、普段のこの子たちの姿を見てみると…

 

椅子に座る姿勢

歩く姿

日常の生活動作全てに問題の根っこが見えます

 

 

お子さん達すべての赤ちゃんの時の姿を見ているわけではありませんが、

「寝る姿勢」も「ハイハイ」も、「つかまり立ち」も、

すでにその頃から兆候が見えていたと推測されます・・・

 

 

 

実は

しっかり手がパーに開けないだけで様々な動作に問題が生じてきます。

 

 

習字(年中さんで習字の時間がある園もありますね。

でもしっかり筆が握れない。座っていられないので身体がグラグラする。)

 

太鼓もバチがしっかり握れないので、音がしっかり出せない。リズムも不安定。

 

…それらは無理にできなくても構いません

なぜなら習字も太鼓も年中さんの今やらなければならない課題ではないと私は考えますが、

1番の問題は

『やる気・集中力の無さ』

 

 

 

 

遊ぶにしても、ぽかーんとお口を開けたまま、意図もなく次から次へと手を出す。

 

食べる時もポロポロこぼし、時間的な感覚も出来ていないので、食事にとにかく時間がかかる…。

 

『でんぐり返し』より、まずは『ハイハイ』からののやり直しが必要なお子さんたちでした。

 

 

 

運動の苦手なお子さんが増えていて、子どもの体操教室が流行っていますが、

まずは立って歩くまでの『ハイハイ』をしっかりさせてあげることがとてもとても大切です!

 

 

もっと言えば、『首すわり』『寝返り』『うつ伏せ姿勢』から。

 

身体の使い方が出来ていないだけで、学習意欲の低下も引き起こされます。

 

 

本当に0歳から1歳までの身体の育ちはとても大切です。

 

 

ここまでしっかり育ってたら、あとは多少の事があったとしてもどんどん伸ばせる!

と感じるくらい、土台の身体作りは大切です。

 

 

気づいた時からもう一度やり直しすることで、身体能力はある程度カバーできます。

 

 

が、

様々な日常生活体験を得て思考力の土台となる脳を育てている

大切な乳幼児期をより良くするために、まずは

赤ちゃん時代の発達にもっと焦点が当たるといいなと願っています。

 

 

 

特に出産前の妊婦検診や、母親教室、出産後の乳幼児期健診などで、

1歳前までの身体の発達に必要な育児の方法を教えてくれるといいですね。

 

 

 

子どもの発達は連続性があるのに、支援する人はその対象となる年齢月齢で区切られていて、

少なくとも小学生くらいまでの育ちを見越した支援ができる人は限られています。

 

 

 

放っておいても子どもは育つ時代はとうの昔に終わっています。

 

 

子どもを取り巻く環境は、ママ達が生まれ育った頃と激変しています。

 

どの子も配慮なしには育たない時代になっています。

 

ちなみに年長児さんでもでんぐり返しができない子は、クラスに1人2人ではありませんよ

 

保育園や幼稚園に入れば何とかなるものでもありません。

どんな動作行動も、経験を積んでいかなければ習得できません。

 

 

適切な時期(つかまり立ちをしてしまう前に!)に、

適切な方法で(ハイハイにも種類があり、発達に応じて進化する必要があります)できれば、

後からわざわざ稽古をする必要性はなくなりますし、

適切な時期だからこそ、

お子さんが楽しく自分自身を育てることができるのです。

 

 

 

どんなハイハイを経験したかによって、その後の育ち(身体的にも知的にも!)が変わります。

 

 

 

育ちに応じた適切な時期のことを、モンテッソーリ教育では『敏感期』と呼んでいます。

 

 

この敏感期を逃さない・敏感期をうまく活用する子育てをするために

モンテッソーリ教育の知識だけでは足りない

《子どもの体の育ちを促す知識とスキル》をお母さん自身が学ぶ必要性を感じています