迷うことは悪いことでは決してありません。
模索して解決出来る事もありますが、
実は長い間解決できないことも、迷い続けていかなければならない事も、子育ての問題には多くあると実感しています。
モンテッソーリですべて子育ての悩みや疑問が解決するなんて、私ももちろん思っていません。
でも、親がモンテッソーリ教育の子どもの見方、考え方を知り、
本当の意味で真の子どものリーダー、そしてサポーターとしての役割を担うことが出来て行くなら、
1番大事な家族という土台が固まり、子どもの世界が大きく広がっていくことは間違いありません
私はお子さんの素晴らしい姿をたくさんお母さんお父さんに伝えていきたいと願っています。
お母さんと離れてさみしくても、自分で時計を見てお迎えの時間を励みに頑張るお子さんの姿
やりたいお仕事の順番が来るまでじっと待つ姿
お友達が間違えたところを見て「こうだよ!」と訂正したい、教えてあげたいお子さん…でも、今は〇〇ちゃんがやってるお仕事だから、と黙って見守る姿
出来ない自分を知っていて、なかなか新しい事にチャレンジ出来なかったお子さんが、クラスで過ごすうちに、「私もやってみる!」と嬉しそうにチャレンジする姿
出来るようになる
挑戦するようになる
それだけが全てではありませんが、まずはやってみなければ
チャレンジしなければ新しい出会いや発見、そして成長はありませんよね。
我が子のことは私が1番よく分かってる
…本当にそうでしょうか?
いくら親でも、全く別の人間
そして人格なのが子どもです。
親が全部分かってる
全部理解している、
なんて、
ものすごく【高慢】だな…と私は自分自身への戒めも込めてそう感じています
親はけして全部を理解してあげられないし、
親の選択が子どもにとって100%正しくて、正解だとは言えません。
良かれと思ってして来たことが、実は子どもを苦しめていた…なんて、本当によく聞く話です。
だから、
そんなに気負わなくていい。
この子の将来が全て私の手に、私の選択に委ねられている
なんて、そんなに荷を重くしなくていい。
何が正解なんて誰にも分からないから。
誰に聞いてもどこに行ってもどんなにお金をかけても
その結果どうなるかなんて誰にも分からないですから。
だから、きっと…
今、こうしてあげたいな、とか
今これをやってみたいなとか、
今この瞬間、
お母さんの心が自然と寄り添う場所へ、
ここに行ったら安心するとか、
なんか元気になれるとか、
そんな場所を選んで、お子さんと一緒にホッとする時間を過ごすことが1番いいんじゃないかなと思います。
迷い続ける事で得られる事もたくさんあるけれど、
先が、
ゴールが見えないのは確かに辛い
先に少し明かりが見えていたり、
どのくらい時間が必要なのかは分からなくても、
目印が見えていたり、
そんな道案内・ガイドがそばにいてくれたらどんなにいいでしょう。
世界の起業家が育ったモンテッソーリ教育にそのヒントがあります
自発的で
自分らしく成長する子どもの姿をあなたにも見て、そして経験してほしい
それが「ファミリーモンテッソーリメソッド」の願いです